熟達した職人の活版印刷技術と最新のテクノロジーを融合させ、
 本質的なものづくりを柔軟に追求するCAPPAN STUDIO。
 その技の粋をお客様の手元でじっくりと体感いただける
 オリジナル豆本『雨』を発売いたします。
豆本『雨』の3つの特徴
- “雨”にまつわる多彩なシーンを活版印刷で表現
“雨”から連想されるモチーフや心情、風景などをシンプルに描いたグラフィックを、紙の種類と活版印刷技術のバリエーションで質感豊かに表現した一冊です。
 小さな物語が宿るようなシーンの一つひとつを、片背開きの製本様式で仕上げた特製の「豆本」(=手のひらにおさまる小型の書籍)として、身近にお楽しみいただけます。
- 「活版印刷ではできない」を実現する技術力を集約
「活版印刷はベタ面にムラや掠れが出る」「小さいモチーフが潰れる」。
 そうしたイメージを転換すべく、豆本『雨』では、CAPPAN STUDIOが誇る技術力を生かし、繊細な網点・線・グラデーションなどを実現。
 また、オンデマンド印刷、箔押し・加熱空押し加工との組み合わせにも臨み、活版印刷の新しい表情をご紹介します。
- 紙の種類×インキ×印刷手法の妙が体感できる仕様
“雨”のグラフィックを18ページ、印刷を施していない同じ種類の紙を18ページ配して構成。
 さらに各シーンの印刷手法とデザイン・印刷加工の意図や工夫をまとめた蛇腹折りの解説紙を添付しています。
 豆本『雨』とともにお手元に保管いただき、創作・表現の手がかりとして、紙や印刷手法の参考資料にお役立てください。
こんな方におすすめです!
ーデザイナーやイラストレーターなど、印刷による表現方法を模索したいクリエイターの方
 ー一味違う商品パッケージ、広報物などを企画したいインハウスデザイナーの方
 ー活版印刷や本づくりに興味のある方



豆本『雨』考案者からのメッセージ
デザイン:岸木麻理子
 CAPPAN STUDIOさんの活版印刷技術が素直に伝わるよう、豆本『雨』にはシンプルなグラフィックを起用しました。
 紙には透け感や模様、細かいパールが入ったものと意匠性があり、インキや印刷加工にも質感や奥行きを与える効果があります。
 それらをうまく掛け合わせれば、時にはデザインの要素を引き算するプロセスも選択できる。ご覧いただくみなさまにも、さまざまなアイデアの種を見つけていただけたら嬉しいです。
きしき・まりこ|富山県出身。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業後、広告制作会社、UMA/design farmを経て、企業に所属しながら個人で活動。
 体系的なデザイン構築を得意とし、エディトリアルデザイン・活版印刷・オープンデータなどの情報伝達技術とその周辺に携わる。
CAPPAN STUDIO:登津山 次郎
 “活版印刷”と聞くと、へこみや掠れなどの素朴なあたたかみを想像する方も多いのではないでしょうか。もちろん、それも味わいのひとつですが、豆本『雨』では、「こんなこともできるんだ」と、活版印刷の表現の多様さ、緻密さを感じていただけるのではないかと思います。ものづくりの魅力は、つくり手が制作を楽しんでこそ、“気”となって宿るもの。活版印刷が好きな人も、紙が好きな人もぜひ手に取って、創造の楽しさを膨らませてください。
仕様・販売情報/ご注文
寸法:横74×縦100×厚さ10mm
 製本:ペラ丁合 PUR無線綴じ スイス装
 本文:36頁 片面印刷
 付録:解説
 限定500部 エディションナンバー入り
価格:4,000円(予定)
 発行元:CAPPAN STUDIO
 発行:2025年11月1日
デザイン:岸木麻理子
 印刷:CAPPAN STUDIO
 製本:丸幸製本紙工所
ご注文はこちらから(準備中)

CAPPAN STUDIOとは?
1960(昭和35)年の創業以来、印刷の研鑽を重ねてきた印刷会社が運営する、活版印刷事業部の呼称です。
 65年以上におよぶ歩みのなかで培われた職人の技と知識、こだわりのインキや版、最新鋭のテクノロジーを組み合わせ、独自の活版印刷技術を追求。
 大阪淀屋橋/奈良/京都に路面店を構え、活版印刷をはじめオフセット印刷、デジタル印刷を駆使し、名刺サイズから大判ポスターまで幅広い印刷物を手がけています。





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