竹尾 淀屋橋見本帖とCAPPAN STUDIO、デザインはUMA/design farmで作る刷り見本です。
11月度、『今月の刷り見本』は、マーメイドから4色をピックアップ、 活版印刷では白インキで印刷しました。
「濃い紙色に白インキで再現するとどうなりますか?」と良く質問を頂きます。
参考になれば嬉しく思います。
マーメイド
1956年より販売されているロングセラーに用紙です。
この度令和元年9月 リニューアルし、今までの約半数の色を廃色、そして新色30色を増やし、
6つのカラーテーマ
「イノセント」「オーガニック」「ジャパネスク」「ポップ」「フォーマル」「クラシカル」のもと、全60色を3種の厚さのラインナップとなりました。
今回はマーメイドの中から「祝い紅」「深海」「サフラン」「ミストグレー」の4色を選び、活版印刷の白インキで印刷しました。
活版印刷 白インキ(白印刷)
印刷インキは透過性があるため、紙の地色を拾ってしまいます。
今回の刷り見本では、濃い紙色に白インキで印刷するとどれくらい紙の地色を拾ってしまうのかを参考に頂ければと思います。
良く、パキっとした白色をイメージされますが、紙の色が透過されてしまうので、しっかりした白をご希望の時は箔押しの白などをご検討頂けばと思います。