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活版印刷のデータチェックでよくある問題

2024.04.10LABO

CAPPAN STUDIOでは、御注文時にデザインデータを入稿してもらいます。
基本はイラストレーターデータを頂き、データチェック後問題なければ製版工程に進行します。
データチェックをした際に良くある再入稿をお願いする問題などをご紹介していきます。

イラストレーターのアウトライン処理忘れ

イラストレーターデータはアウトライン後のデータの入稿をお願いします。
アウトライン処理のされていないデータは文字化けの原因となります。
アウトラインを作成する方法は下記のような方法となります。

 

03アウトライン

フォトショップデータ、画像の入稿時のよくある問題

画像データで入稿頂く際に最も再入稿をお願いする事項です。
QRコード、SNSなどのアイコンなどが多いように思います。

是非一読ください。

画像は、モノクロ2階調化をお願いします。
解像度は原寸で1200dpi以上が必要になります。

オフセットやデジタル印刷では、
グレースケールの写真やイラストの再現時は600dpi
フルカラーの写真やイラストの再現時は350dpi
が一般的です。

活版印刷での画像での入稿時は、モノクロ2階調にて1200dpi以上の解像度での入稿をお願いします。
この解像度以下の低解像度の場合、ジャギーや線などの滑らかさを失い段々になったような仕上がりとなります。

解像度については、既存の画像から上げることはできません。
必ず作成段階で解像度1200のキャンバスを作成の上、デザインしてください。

2階調化の際は、”使用”の項目で50%を基準に分けるを選択してください。
初期だと誤差拡散法(ディザ)となっている場合が多いです。
こちらにすると文字やオブジェクトがアミ状になり、活版での再現・製版ができないデータになります。

2階調化に際して、文字が細まったり小さな点が飛びかけたりする場合があります。
お客様の方で調整をお願いいたします。

使用できる画像は下記となります。

 

02使える画像

使用できない画像は下記を御参照ください。

01使えない画像

 

随時更新していきます。
2024年4月10日更新


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