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活版印刷で、特Aクッションとベタ印刷

2015.08.08WORKS

ベタの白抜きの中にもデザインされた、素敵で繊細なお名刺です。
両面印刷で特Aクッションを使って頂いています。

特Aクッション_活版

活版印刷、ベタと細い線の表現

ベタの印刷も可能ですか?とお問合せ頂きました。
もちろん答えは「可能」ですということで、デザインを拝見させて頂き、印圧のご提案や、使用する紙のご質問なども頂き、進行させていただきました。

ベタの印刷は、デザイン内容や印圧によっては、簡単でない場合が多いです。
弊社では、デザインを拝見後、お客様のご希望される内容を表現出来るように、金属版も含め7種の版材の中から選んで製版、印刷へと進行していきます。

今回のデザインは、ベタ白抜きの中に細かい罫線が入っています。

罫線は、印圧が入りやすく、インキも盛ってしまう傾向にあるので、ベタを重視しながら、罫線の表現を綺麗に出せるような版を選択させて頂きました。

活版白抜き名刺

ベタも、罫線も綺麗に再現させて頂きました。

活版名刺仕様

用紙:特Aクッション0.8
印刷:両面活版印刷 2c/1c
印圧:表面強く、裏面印圧よりもベタ再現注視
Client:cycloidさま

【表面】

印圧強く

【裏面】

特Aクッションベタ

特Aクッションとベタ

クッション系の用紙は、様々な種類のものを弊社では見本で用意しています。
その中で、特Aクッションとベタ印刷の合性が良いように思います。
綺麗にベタが潰れてくれます。
コースター原紙などに使用される用途もあり、吸水性が高いのでインキの滲みなど気になるかと思います。

しかし、問題なしです!
厚みもあり、素敵な用紙で活版印刷ではお奨めの用紙のひとつです。

特Aクッション

PANTONEでの色指示

弊社では、色のご指定は、DICもしくは、PANTONEのカラーガイドでご指示頂いております。
PANTONEは、弊社オリジナルの活版インキをパントンベーシックカラーのインキを製造してもらっています。
色味はやはりビビッドで綺麗は発色でお奨めです。

機会があれば、PANTONEカラーガイドでの特色指定もお試しください。

 

 

 


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