特Aクッションで両面印刷で幾何的な素敵な名刺を請け賜りました。
罫線の再現などの参考にもなると思います。
罫線の太さ
活版印刷で再現できる罫線の細さはどれくらいですかと、良く質問頂きます。
0.3pt(約0.1mm)までの細さを推奨サイズとしています。
そして、罫線ですが、斜めの線は印圧が入りやすい事を覚えていただくとデザインワークに活きるかも知れないです。
特Aクッション名刺の仕様
商品:名刺
サイズ:55x91㎜
用紙:特Aクッション0.8
印刷:活版印刷 1C/1C (両面1色)
Client:高縞企画さま
design:TSP 辻 勇樹さま
紙の厚みについて
紙の厚みの目安として「180kg」「255kg」「450kg」などとkgって紙厚を伝えあいます。
紙の厚さは、1,000枚(板紙は100枚)分の重さが何kgなのかで表します。
この1,000枚を1連(れん)という単位であらわします。
同じ種類の用紙なら連量が高いほど厚い用紙となります。
「四六判で180kg」と「菊判 125kg」は同じ厚みとなります。
四六判 サイズ788x1091mmの1,000枚が180kgと、菊判636x939mmの1,000枚が125kgとなり、用紙の大きさが違うので1,000枚の重量の違いが出ますが同じ厚みとなります。
単純にキロ単位で厚みを調べる時などは用紙の全紙サイズが四六判なのかA本判なのか菊判、L判なのかの確認をお願いします。
1平方メートルの用紙1枚の重量をgで表示する「メートル坪量(g/㎡)」を使用しますと、全紙サイズに左右されず厚みが分かってくるので米坪での確認もお奨めします。
特Aクッションの米坪
特Aクッションは、0.6、0.8など厚みが紙の名前になっています。
あまり必要でないかも知れないですが・・・米坪をお知らせしておきますので、何かに活用してみてください。
・特Aクッション0.6・・・335g/㎡ 菊判換算で200kg、四六判換算で288kg
・特Aクッション0.8・・・448.5g/㎡ 菊判換算で268kg、四六判換算で385kg