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良く間違える加工/用語|活版印刷、空押し、エンボス、デボス

2020.11.01LABO

良く間違える加工/用語をご案内します。

活版印刷の凹み、空押し、エンボス/デボスについてご案内していきます。

活版印刷や特殊加工の受付をしておりますと様々なご質問、お問い合わせを頂きます。
その中で良く間違える内容や分かりづらいことを説明してみたく思います。

活版印刷での凹み

まず、活版印刷で良くある間違いです。
印圧を入れて凸凹を出す事を「箔押し」とご指定される事があります。
箔押しは、箔(ホイル)を熱圧着する加工の事をいいます。

活版印刷は、凸版を使用してスタンプのように凸版の先にインキを塗布して転写する方法です。
インキを使用して印刷すると同時に印圧を入れて、印字部分を凹ませます。

活版印刷で凸凹を再現する印圧の具合をCAPPAN STUDIOでは『ライトプレス』、『ミディアムプレス』、『ヘビープレス』と段階を目安にを分けております。
印圧は印刷毎に1点1点セッテイングして参りますので、ご希望に沿った印圧具合で対応しています。
例えば、「裏面に干渉しない程度に強くなど」とお申し付けください。

また、たまに凹みを入れることをエンボスとお伝え頂く方がいます。
CAPPAN STUDIOでのエンボスは浮き出しを意味します。

空押しとは

空押しとは、凸版でインキを使わず印圧をいれて再現する方法です。
ある程度の強さの印圧を掛けながら再現する為、両面印刷の時は裏面への凸凹の干渉を留意ください。
インキを使いませんが、活版印刷の1色扱いとなります。
例えば、スミインキと空押しで印刷をご希望される場合は2色印刷となります。

空押し活版

活版印刷2色の名刺(空押しと紺の特色)

 

エンボス/デボスとは

エンボスは、浮き出しの事をいいます。
インキを使わず凸版と凹版で紙を挟みこみ浮き出しを再現します。
表面は凸(浮き出し)、裏面は凹んだ状態で仕上がります。(次の写真を御参照ください)

データを作成する際は、文字など全て0.5mm以上の線幅が必要となります。

エンボス加工(浮き出し)

エンボス(浮き出し)

【左】表面 エンボス加工 【右】裏面 エンボス加工の裏側

デボス

デボスは、エンボスの逆で凹みを再現します。
インキを使わず凸版と凹版で紙を挟みこみ凹みを再現します。
表面は凹み、裏面は凸(浮き出し)の状態で仕上がります。

立体エンボス

彫刻版を使用して通常のエンボスより丸みや立体感を出す時に対応しています。
3D化していく工程、試作、版制作で時間が掛かります。
版を作る際に大きなコストが掛ってきます。

箔押し_裁ち切り

空押しとデボス加工の比較

空押しは凸版だけで印圧を掛けます。
デボスは凸版凹版で紙を挟みこみ再現します。

違いは下記の通りです。
1)デボスの方がくっきりと凸凹が再現できます。
2)空押しのほうが細かい文字や細かい柄の再現が可能です。
3)空押しは裏面に干渉しないよう調整可能です。デボスは必ず裏面に凸凹の干渉します。
4)コストは空押し<デボス加工となります。

御参照頂きありがとうございます。
また、気付いた点があれば更新していきます!


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