両面活版印刷、エンボス(浮き出し)加工、角R加工、ベタ面ありとモノづくりに携わる会社としては、嬉しいほど盛り沢山の加工で素敵なお名刺を請け賜わりました。
用紙は、特Aクッション0.8を使用しています。
エンボス加工
ロゴマークをエンボス加工させて頂いています。エンボス(浮き出し)は、凸版と凹版で紙を挟みこみ浮き出す加工です。
表面が凸(浮き出る)と、裏面は凹みます。
弊社では、凸版と凹版を使い、浮き出す加工をエンボス、凹ます加工をデボスと申しております。
活版印刷で凹ます場合は、凸版のみで印圧を掛け、裏面には干渉させずに印刷して参ります。
角R加工
名刺の4隅をR加工を施しております。
CAPPAN STUDIOでは3mmRと5mmRの対応が可能です。
断裁機のように、角丸になった刃を紙に落としてR加工を施します。
トムソン抜き(ビク抜き)加工と比べると価格を抑えれるメリットがあります。
しかし精度が落ちるデメリットもあります。
ベタ面の再現
CAPPAN STUDIOではベタの再現の際は、印圧を入れず凸凹の再現は致しません。
出来る限りベタ面が綺麗に仕上がるよう調整のうえ、印刷します。お選び頂く用紙によりベタ適正が良くないものもあります。
事前ご相談頂ければとお好みに併せご案内いたします。
CAPPAN STUDIO在庫の用紙は、微塗工が数銘柄、その他ほとんどが非塗工の用紙が中心となります。
コート、マット紙のような平滑性があり光沢の高いベタ再現ではなく沈んだ仕上がりになります。
御参照頂いて分かりやすいのは、パントンのカラーガイドのC(COATED、塗工紙)、U(UNCOATED、非塗工紙)で同じインキで印刷した際の塗工紙、非塗工紙の違いを確認ください。
活版印刷名刺の仕様
名刺:50x90mm
用紙:特Aクッション0.8
印刷:表 活版印刷1C【刷色:パントン7711】/ウラ 活版印刷2C【刷色:パントン7711、空押し】
加工:エンボス加工、角丸加工(5R)
Client&Design:株式会社bigswell