沖縄fukuda design様より誇酒プロジェクト/千代泉酒造所 幻の泡盛ブレンドボトル(kosyu-pj.jp)、泡盛文化を再興するプロジェクトとして幻になった3種の限定泡盛用のラベルを請け賜わりました。
誇酒プロジェクト
(以下、誇酒プロジェクトより引用)
『沖縄県宮古島の狩俣地区にあった小さな泡盛蔵【千代泉酒造所】は、二〇一三年に諸事情により休業、泡盛生産はストップ、惜しまれながら二〇一八年に廃業となりました。地元住民に親しまれ、飲み継がれていた「千代泉酒造所の泡盛」は世の中から姿を消してしまったかに思われましたが、廃屋となった酒造所の蔵にわずかに残った泡盛を発見、そのお酒に新たな命を吹き込みつつ、泡盛文化を見つめ直すプロジェクトが始動しました。
限りある千代泉酒造所の泡盛を、泡盛ファンはもちろんのこと、世界中のアルコールファンへ。
それは、貴重な泡盛を飲むというだけではなく、泡盛を通して物語を楽しみ、豊かな文化に触れるものとなれば幸いです。』
たくさんの想いが息吹かれた泡盛のラベル印刷に携わることが出来有難く思っています。
泡盛の活版ラベル
第1弾から3弾まで3種類のラベルを納めさせていただきました。
千代泉酒造所 ブレンド泡盛
第一弾、崎山酒造廠【松藤】
第二弾、伊平屋酒造所【たつ浪】
第三弾、神谷酒造所【南光】
水滴部分は、1点ずつ作業を施されています。
(下記:誇酒プロジェクトより引用)
『ラベルにほどこされた、水滴はボトル一点一点違います。
蔵に残った千代泉酒造所の泡盛には、商品化できない劣化した泡盛もありました。 その泡盛を墨に混ぜ、ラベルに一滴一滴落とすことで、一滴も無駄にしたくない想い、 琉球王朝時代にも大切に飲まれていた泡盛と文化を表現するものとしています。』
泡盛の活版印刷ラベル仕様
商品名:誇酒プロジェクト/千代泉酒造所 幻の泡盛ブレンドボトル(kosyu-pj.jp)
用紙:プリマ 四六判100kg
印刷:活版印刷1色(刷色:Pantone7547C 、印圧:強く)
加工:箔押し(銀)、タック化
=Kosyu Project=
■ Art Director/Designer : Tomohiro Fukuda [Fukuda Design]
■ Photo : Yusuke Murata
■ Breweries : Chiyoizumi Brewery, Sakiyama Brewery, Iheya Brewery, Kamiya Brewery