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活版印刷で便箋やレターセットを作ろう! 特徴や作成方法を解説

2021.09.26LABO

並べられた封筒と便箋、手帳、名刺

結婚式や披露宴、同窓会などのお知らせを送りたいときや、大切な人への手紙を書きたいとき。
取引先に出す企業名の入った招待状や請求書に使える便箋を作りたいとき。
そんなさまざまなシーンでおすすめなのが活版印刷です。
一般的な便箋とは異なる、独特の雰囲気が楽しめる活版印刷の便箋の特徴や、作成方法を解説します。
便箋以外の名刺などのペーパーアイテムを作成するおすすめの方法も解説していますので、合わせて参考にしてください。

活版印刷で便箋や封筒を作るメリット

机に置かれた便箋

活版印刷とは、活字を組んで作った版、またはデータから作成した凸版を用いた印刷方法です。
かつては新聞をはじめ、日本の商用印刷の主流として用いられていました。
現在はDTPやCTP、オフセット印刷、デジタル印刷など大量、スピーディに印刷できる方法が誕生し、活版印刷にとってかわるようになりました。
一方、活版印刷はほかの印刷方法にはない独特の雰囲気が演出できることから、名刺や封筒、便箋などのペーパーアイテムを作成する際の印刷方法として再度注目されています。
活版印刷を用いた便箋や封筒なら、大切な人へ送る手紙、お客様へ送る書面にも向いています。

凹凸のある仕上がり感が出せる

活版印刷は、活字を組んで作成した活字組板、またはデータを元に作成した凸版を使って印刷します。
活版印刷の印刷面は、凹凸のある仕上がりとなるのが特徴です。
活版印刷の便箋を大量に印刷しても、ひとつひとつ手作りで印刷したような風合いが楽しめます。
手紙で特別感を演出したいときにぴったりです。

インキが醸し出す温かさやレトロ感

活版印刷は、レトロ感や温かみのある風合いをプラスできます。
大切な人へ届ける手紙や、大切なお知らせの便箋にもおすすめです。

均一感のある仕上がり

活版印刷は独特の風合いを持ちつつも、均一感のある仕上がりが得られます。
確かな技術で丁寧に印刷すればかすれやにじみなども生じないため、大切な書面用の便箋や、ビジネス目的での便箋にも用いられる印刷方法です。
記念に残る催しの書面用の便箋にも、活版印刷が向いています。
高級感や特別感が出ることから、企業名やロゴを入れたビジネス用便箋(レターパッド)にも、活版印刷はおすすめです。

活版印刷で便箋やペーパーアイテムを作る方法

万年筆とインクと便箋

活版印刷の便箋やレターセットなど、各種ペーパーアイテムは文具店や雑貨店でも販売されていますが、「オリジナリティを出したい」「名刺などほかのペーパーアイテムも活版印刷でそろえたい」というときには、自作するのも選択肢のひとつです。
卓上のプレス機を使って活版印刷の便箋や封筒、ペーパーアイテムを作る方法を解説します。

必要なものを用意する

活版印刷に必要となる、以下のアイテムを用意します。
・樹脂版(印刷したい活字やロゴのかたちなどに切り抜いておく)
・卓上プレス機
・インキ
・すきまテープ
・印刷用バット
・ヘラ(もんじゃへら)
・版画用ローラー
・スプレーのり

卓上プレス機は、名刺サイズ、ポストカードサイズなど対応するサイズによってさまざまな種類が売られています。
目的に合うサイズのものを選びましょう。

用紙と版の準備

用紙が薄すぎると凹凸の風合いが出にくいため、凹凸をきれいに出したいならある程度厚さのある用紙を選びましょう
また、樹脂版で作成した文字(活字)が小さすぎると印刷時につぶれてしまうので注意です。

印刷する紙をプレス機の正しい位置にセットし、すきまテープで紙の四隅を固定します。
活字として用意した樹脂版の裏側(印刷面の反対側)にスプレーのりをつけます。
のりをつけた面を上にして、印刷する紙の上(印刷時に当てたい場所)に乗せます。
そのままプレス機を一度プレスして、樹脂版をプレス機の上の面に接着させます。

インキの準備

インキをヘラでとってバットの上に伸ばしておき、更にローラーを使ってインキを練ります。

印刷する

版の印刷面に、ローラーを使ってインキを広げます。
余白部分など、不要な箇所についたインキを綿棒でふきとってから、プレスして印刷します。
乾かして完成です。
※各手順の詳細は、手キンやレタープレスコンボキットなど使用する印刷機の種類によって異なる場合があります

失敗しない&手間なく活版印刷の便箋やペーパーアイテムを作るおすすめの方法|CAPPAN STUDIOの活版印刷サービス

並べられた活版印刷の活字

 

卓上プレス機を使えば、活版印刷の便箋やほかのペーパーアイテムの自作が可能です。
ただし、字がつぶれてしまった、にじみが大きくなったなど失敗もあります。
結婚式や披露宴、同窓会まで時間がない、作業する時間が確保できない、活版印刷に使用する活字が手に入らない、ということもあるでしょう。
失敗する心配がなく、忙しいときも手軽に利用できる、活版印刷の便箋やペーパーアイテムが作れるサービスが「CAPPAN STUDIO」の活版印刷サービスです。プライベートでの用途はもちろん、企業名の入ったビジネス用の便箋作りも安心してお任せいただけます。

データや手書きの入稿ができる

CAPPAN STUDIOでオリジナリティのあるデザインのペーパーアイテムを作りたい場合、データや手書きでのイメージ伝達といった入稿も可能です。
データ入稿はAdobe Illustratorのデータに対応しています。
明朝体やゴシック体などの一般的なフォントはもちろん、フリーフォントやオリジナルフォントなどの活版印刷も実現可能です。
企業のロゴマークなどを入れることもできます。

結婚式の用途なら花のブーケやレースを入れる、かわいいキャラクターを入れるなども対応可能です。

CAPPAN STUDIOの活版印刷サービスは、創業60年の実績を持つ活版印刷会社が提供しており、職人の手による高品質な仕上がりが得られます。
デザインの幅が広く入稿しやすい、気軽に注文できる、高い技術力に裏打ちされた活版印刷の出来栄えと、多くのメリットがあります。

デザイナーによるデザインも可能

「特別感のあるものを作りたい」「予算よりもデザインの質を優先したい」というときには、デザイナーにデザインを依頼することも可能です。
仕上がりやインキの色、用紙などもオーダーメイドで選んで作れます。
便箋を使う用途や企業カラーやブランドに合うものにしたい、といった要望もかないます。

便箋以外のペーパーアイテムの作成も可能

CAPPAN STUDIOの活版印刷サービスは、便箋以外にも幅広い商品の作成に対応しています。
便箋と同じデザインの席次表や名札、名刺、領収証なども活版印刷でオーダー可能です。
活版印刷のオリジナルデザインでペーパーアイテムをそろえたいというときにもおすすめです。
統一感の欲しい結婚式などの催しものから、企業のビジネス向けアイテムをまとめて作成したいときにも向いています。

必要な枚数印刷できる

CAPPAN STUDIOの活版印刷サービスは、名刺なら50枚から(種類によっては30枚から)と少数ロットの製作に対応しています。
100枚単位で追加ができるので、必要な枚数分だけ活版印刷が可能です。
少数から大量注文まで、用途に応じてオーダーできます。

さまざまな仕上がりに対応

CAPPAN STUDIOの活版印刷サービスは、用紙やインキの色も選べるのが魅力です。
サイトに記載している対応している用紙のほかにも、指定の紙メーカーのものなら対応可能です。
水色やピンク、黄、青など色も豊富にあります。
エンボスや、から押し、箔押しなどさまざまな加工も対応しております。
価格や配送料などの詳細が知りたい、まとめて便箋を作りたいというときにも、お気軽にご相談ください。

活版印刷の便箋で気持ちや情報を伝えよう

活版印刷で作る便箋の特徴や、自作の活版印刷で便箋を作る方法、デジタルで活版印刷をオーダーできるおすすめのサービスを紹介しました。
活版印刷は便箋をはじめ、少量製作やビジネス向けペーパーアイテム制作でもおすすめできる印刷方法です。
特別な催しの招待状や、企業向けの招待状を作りたいときなど、活版印刷の便箋をぜひ活用してみましょう。


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